どうも、スマコマのコマ太郎です。
今日は、レンタルサーバーとは、という疑問に答えてみようと思うよ。
レンタルサーバーとは?
レンタルサーバーとは、その名の通りレンタル(借りる)するサーバーのことなんだよね。
あなたがホームページを作って、インターネットに公開したいとき、必要になるのがレンタルサーバーなのです。
ちなみにサーバーとは、ざっくり言えばコンピュータのことで、実はあなたが使っているパソコンもサーバーとして機能させることも可能なのです。
でもインターネットにあなたのコンピュータを公開するのは、危険が伴うわけ。誰かがあなたのコンピュータに侵入したり、ウィルスを仕込んだりする危険があるからですね。
そこで、それを防ぐためにはファイアウォールや DMZ(非武装地帯)という専用のネットワークを用意しないといけない。
ウェブサーバーのネットワーク図
それにあなたのコンピュータを24時間365日稼働させることも現実的じゃないよね。
だからインターネットに公開するために専用のサーバーを借りるわけ。
レンタルサーバーならファイアウォールのことや DMZ のことを心配する必要もないです。もう出来上がっているからね。
借りたその日からインターネットにホームページを公開できるから、とっても便利なんだよ。
レンタルサーバーには共有型と専用サーバー、VPS がある
レンタルサーバーには、大きく分けると3つあるのです。
1つが共有型と言われるレンタルサーバーで、もう1つが専用サーバー、そしてVPS(バーチャル プライベート サーバー)です。
共有型というのは、1台のサーバーをみんなで共有して使うサーバーで、割安で借りることができるメリットがあるの。月額100円くらいから借りられるかな。
専用サーバーは、あなた専用のサーバーだからハイパフォーマンスを実現できる。でもかなり高くて、月額1万円くらいから。個人じゃなかなか借りられないよね。
共有型と専用サーバーは、よくマンションと一戸建てを例に説明されるね。共有型はマンションのように1台のサーバーをみんなで利用するイメージで、専用サーバーは1台まるまる借りるイメージです。
共有サーバーと専用サーバーの違いのイメージ図
そして VPS は名前にバーチャルとあるとおり、あたかも専用サーバーを借りているような感じで利用できる共有型のサーバーのことです。
専用サーバーを使いたいのだけど、高価だから使いにくい。そんな声に応えて登場したのが VPS で、専用サーバーの機能を備えながら、共有型にすることで価格を抑えたサービスです。
うーん、まだ、ちょっと分かりにくいかな。
もう少し捕捉すると共有サーバーでは、サーバー機能の一部、ウェブサービスの部分だけとかね。これを共有するのだけど、VPSでは OS レベルで独立して割り当てられるのです。
VPSの解説図
これは Windows で言えば、フォルダを共有している状態が共有サーバーで、VPS では Windows をユーザー一人ひとりに割り当てらえるようなイメージです。
VPS の OS は通常 Windows ではなく Linux なので、利用できるのは Linux ですけどね。
ウェブサーバー以外にもレンタルサーバーはあるよ
レンタルサーバーと言っても、実は種類があるんだよね。
一般的にレンタルサーバーと言えば、ホームページを公開するためのウェブサーバーを指すことが多いのだけど、ウェブサーバー以外にもメールサーバーやデータベースサーバーもあるんだよね。
でもまあ、一般的なウェブサーバーのレンタルサーバーならメールサーバーもデータベースサーバーも付いてくるんだけどね。
メールサーバーやデータベースサーバーを単体で借りるのは、ちょっと特殊な使い方がしたい人かな。
サーバーにも種類があるってことだけ、知っておけばいいかな。