投稿(記事)と固定ページは、何が違うの?どう活用するの?

どうも、スマコマのコマ太郎です。元気もりもり

今日は WordPress の入門編として投稿と固定ページの違いについて書いてみようと思います。

この2つ、似ているのでどんな違いがあるのか分からず最初は戸惑うかもしれませんね。

ぼくも初めそうでしたし。(笑)

でもね。似たようなものですが実は利用方法に違いがあるのです。

投稿と固定ページの違いを理解して、使い分ける

投稿と固定ページの違いとは?

投稿とは、サイトの基本となる記事の投稿(ページ)のこと。

カテゴリーやタグを設定でき、通常の記事はこちらを使うことになります。

対して固定ページにはカテゴリーやタグの設定がありません。カテゴリーの設定の代わりに「固定ページの属性」という項目があるくらいで、見ただけでは違いがはっきりしませんよね。

一体、どう使い分けたら良いものか・・・(笑)

その気になる使い分けですが、普段の記事は投稿を使い、プロフィールやプライバシーポリシーなど、他の記事とあまり関係のないものは固定ページを使うのです。

もちろんプロフィールや免責事項、プライバシーポリシーも投稿で作成することはできます。でも、そうするとちょっと困ったことが起きるのです。

例えば、記事の一覧を表示させたとしましょう。WordPress の特性上、カテゴリーページ、アーカイブページ(年や月ごとの一覧ページ)には記事の一覧が表示されます。↓↓

カテゴリーページの例

カテゴリーページの例

そこでもし普段の投稿記事の中にプロフィールや免責事項、プライバシーポリシーの記事が混じっていたら気持ち悪くないですか?

仮にサイト情報というカテゴリーにまとめたとしても、今度はカテゴリーの一覧にサイト情報が混じってしまうなど不都合があるわけです。

こういう不都合をなくすためにあるのが固定ページなのです。

なので、カテゴリーページやアーカイブページには出したくない記事は、固定ページを使うと覚えておくといいです。

まあ、ほとんどの人はプロフィール、プライバシーポリシー、免責事項、お問い合わせ、あと使っているテンプレートによってはトップページかな、このくらいしか使わないと思います。

知っておくと便利!固定ページの賢い使い方

投稿では、記事の関連性は、カテゴリーとタグで設定をしますが、固定ページにもカテゴリーに似た機能として「固定ページの属性」があります。

この機能を使って固定ページ間で親子関係を設定できるのです。

固定ページの属性の設定箇所

固定ページの属性の設定箇所

↑ 固定ページの投稿画面で上図のように設定すると、固定ページの一覧(下図)に階層化された状態で表示されます。(上図は運営者情報の固定ページ投稿画面)

親と子の関係

親と子の関係

上図では about(1つの固定ページ) が親で

・プライバシーポリシー
・免責事項
・運営者情報

の3つが about の子という関係になっています。TOP、サイトマップは、それぞれが独立したページです。

このように親子関係を設定することで、固定ページ間の関係とURL構造を設定できるのです。どういうことかと言うと

http://ドメイン/about/privacy
http://ドメイン/about/menseki
http://ドメイン/about/contact

このように about というディレクトリの下に関連性のある固定ページをまとめて格納できるわけです。

ちなみにこの例では、ページタイトルを about としていますが、例えば分かりやすく日本語でサイト情報などとして、スラッグ(その固定ページのファイル名)を about にしても、同じディレクトリ構造にすることができますよ。

まとめ

この記事では、WordPress の基本機能である投稿と固定ページの違いと、固定ページの活用方法をご紹介しました。

通常は投稿を使い、固定ページは通常の記事に混ぜたくない記事に使うことが分かったかと思います。

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