どうも、スマコマのコマ太郎です。
前回、「見ている記事と同じカテゴリーの記事一覧をサイドバーに表示できるプラグイン」という記事を書きましたが、タグバージョンのプラグインというものも存在します。
タグクラウドは、1記事に2つも3つも設定するので数が膨大になりがちです。そこである程度、制限をしたいのですが単に数で切るのはあまり賢くありません。
読み手の興味を考えるなら、できるだけ見ている記事に近い、関連性のあるものに限定したいわけです。
そこで使いたいのがこれから紹介するプラグイン。このプラグインを使うと、見ている記事が属しているカテゴリーで使われているタグに限定することができるのです。
もくじ
同じカテゴリーに限定できるタグ プラグイン
DynamicCategoryTagCloud をインストールする
今見ている記事が属しているカテゴリーに限定できるプラグインがこちら。「DynamicCategoryTagCloud」です。
DynamicCategoryTagCloud
随分、更新されていませんが、この記事を書いている WordPress v5.2 環境でも問題なく使えています。
プラグインのインストール方法の解説は不要かと思いますが、もし分からない場合は、「DynamicCategoryTagCloud」をコピペしてから、こちらの記事をご覧くださいね。
投稿ページ専用のウィジェットエリアを用意する
このプラグインの性質上、投稿ページ専用のウィジェットエリアがあることが望ましいです。全ページ共通のウィジェットエリアだと、例えばトップページや固定ページの場合、同じカテゴリーという概念が存在しないのでウィジェットの中身がない状態(枠だけ)で表示されてしまいます。
テーマ(テンプレート)によっては投稿ページ専用のウィジェットエリアが用意されていることがあるので、それを使ってください。専用エリアがない場合は、「Content Aware Sidebars」プラグインを使って投稿ページ専用のウィジェットエリアを作成してください。
投稿ページ専用のウィジェットエリアの作成例
「Content Aware Sidebars」プラグインの使い方は下記の記事をご覧ください。
では、投稿ページ専用のウィジェットエリアが用意されているものとして、先を進めます。
DynamicCategoryTagCloud の使い方
「DynamicCategoryTagCloud」の使い方は簡単です。「DynamicCategoryTagCloud」をインストールするとウィジェットに追加されるので、それを表示したいウィジェットエリアにドラッグ&ドロップで配置し、設定をするだけです。
ウィジェットエリアに配置する
では実際に配置してみましょう。WordPress管理メニューから [外観]-[ウィジェット] をクリックしてください。
画面左側にある [利用できるウィジェット] から [ダイナミック タグクラウド] を探し、右側にある配置するウィジェットエリアにドラッグ&ドロップで配置します。上図では、「Content Aware Sidebars」で作成した投稿ページ専用のウィジェットエリアに配置しています。
DynamicCategoryTagCloud の設定
次に配置した [ダイナミック タグクラウド] の右にある [▼] をクリックし設定画面を表示させます。
設定は難しくありません。同じカテゴリーのタグのみであれば、[関連範囲] で [現在のカテゴリー] を選ぶだけです。
[タイトル] は、サイドバーに表示されるボックスのタイトルになりますから、自由につけてください。
そのほかの設定は見たままだと思います。[内部リンク先記事のカテゴリーを含む] は、なかなか面白い設定だと思います。
初期の記事数がないときは、タグも少ないのでオンがよいかもしれませんね。ただ記事数が増えてくるとタグが増えるので外した方がいいです。
タグ ボックスのデザインがテーマに合わない?
サイドバーを変更するプラグインでありがちなのが、テーマのデザインが適用されず、デザインが合わない、崩れるという問題です。
折角の機能も見栄えが崩れるのでは、使いにくいですよね。
実は、そんなときに使える「Widget CSS Classes」というプラグインがあるので、それを試してみてください。
詳しくは以下の記事で書きましたが、追加したウィジェットの class にはテーマのスタイルシートが適用されません。そんなときは WordPressに最初から入っているウィジェット(今回なら、タグクラウド)の class名を試してみるといいです。
少なくともサイドバーのタイトルとボックスのデザインは、テーマのデザインになるはずですよ。
まとめ
今回は、今見ている記事と同じカテゴリーに限定して、タグクラウドをコントロールできるプラグインをご紹介しました。
あまり需要がないかもしれませんが、これはこれで使えます。特に記事の関連性を上げたいというときに役立つはずですよ。このサイトでも使っていますよ。